キムチのおはなし |
★トウガラシの文化★ 「トウガラシの呼称 」 (鄭 大聲:滋賀県立大学教授) |
現在呼びならわされているコチュである。 南蛮椒(ナムマンチョ)、番椒(ボンチョ)、倭芥子(ウェギョジャ)と呼ばれた「毒」のあるトウガラシがどうしてコチュになったのか。 |
〜〜韓国の呼称コチュは感じの苦椒からの変化〜〜 |
漢字の「苦椒(コチョ)」という表記が訛ったものである。日本では「苦」を「苦い」とするが、当時の朝鮮の辞典を見てみよう。 16世紀初の『訓蒙字会』によれば、「火のついたような刺激の味の苦(コ)」と解説されており、燃え上がるような辛さの椒という意味で「苦椒」に落ち着いたようである。 コチョがコチュへと変わったとされる。 また苦椒は苦草ともされた。椒と草は発音が同じであること、トウガラシも草であることから、もっともな表現ではある。 しかし、李朝の宮中宴会メニュー『進宴儀軌』(1800年代)には「苦椒」で統一されている。 |
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漢字の「苦椒(コチョ)」という表記が訛ったものである。
