キムチのおはなし |
★食文化の違い★ 朝鮮半島と日本列島の食文化の違い 「飲料文化」 |
日常の飲料に日本と朝鮮半島とに大きな違いがあるのだが、これもいまやコーヒー、紅茶や各種ドリンクの氾濫によって、伝統的な飲料の存在感が薄まっている。日本では緑茶や番茶などに大いなる伝統がある。朝鮮半島にも日本より早く茶樹から葉の飲料があった。これがなくなったのである。 朝鮮に仏教が伝令すると、その儀式にともなう飲茶の礼がもたれ、徐々に茶を飲む風習が広まる。 9世紀には中国からの茶の種子が南の智異山に植えられた。 その後仏教の隆盛とともに茶畑は広がり、飲茶は盛んになる。 寺院は茶園を持ち、茶の加工所を設け、茶器、道具も発達する。高麗茶碗は良く知られたものだった。 しかし、この文化に転機がくる。仏教を排し儒教を崇めたてる李朝政権の登場である。仏経は叩かれ、寺院が廃され学校になる。飲茶の風が後ろ指を差されるようになればおのずとすたれてゆく。 かくして、南部地方に多くあった茶の名産地は、17世紀を最後に影を潜めてしまう。 |
〜〜日本より緑茶の伝統古いが 今では輸出用が主〜〜 |
いま家庭で見られる伝統的な食後の飲料は、スンニョンと呼ばれるものである。 ご飯を炊いた釜のこげご飯に水をかけると釜の余熱でご飯がふやける。これをかき集めて食後の飲料とした。 しかしこのスンニョンも、自動炊飯器の普及により、影が薄くなった。 こげ飯ができないからである。ご飯を温かい水に入れてスンニョンを作る家庭もある。 その一方では、コーヒーや他の飲料の普及が、この伝統飲料の存在感を薄くしつつある。ただ、日本の緑茶タイプの一般化はみられない。 韓国からくる人たちに緑茶を出すと、尻込みする人が多いのは、こんなことからである。しかし近年韓国で茶栽培が復活し、茶の生産が一部ではなされているが。輸出用にまわるのが多い。 |
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日常の飲料に日本と朝鮮半島とに大きな違いがあるのだが、これもいまやコーヒー、紅茶や各種ドリンクの氾濫によって、伝統的な飲料の存在感が薄まっている。

